30.7.10

雨が降ると

雨が降ると支柱で支えてあげていてもアナベルの頭が重くなり、
茎がポキッと折れてしまうことがあります。
花が大きいのに今年伸びた茎に咲くのだから仕方がないですね。
そういう時はやっぱり切花にして楽しみます。

紫陽花は水揚げが難しいですが、茎を縦に切り目を入れ、
中の白い綿のようなものを取ると水揚げがうまくいきますよ。

29.7.10

ズアオアトリとクロウタドリの巣

今日は野鳥のお話です。

ブログをまだ始めていなかった頃のことですが、
今年の春、ズアオアトリが裏庭の小さなイチョウの木に、
クロウタドリが板塀の上のアイビーに巣をつくりました。

ズアオアトリの巣のほうはすぐに近寄れるところにあったので、
かえって近寄り難く、巣の写真を撮るのを控えましたが、
クロウタドリの巣は二階の窓からよく見えたので写真を撮りました。
巣の中の水色の卵が見えますか?


母親鳥が卵を温めているところ。


この写真を撮った翌朝、窓からそっと覗くと何と卵も母親もいないので、
おかしいなぁと思っていると…。卵の殻だけが庭に落ちていました。
あ~カラスの仕業だ~。この時期になるとカラスがいつも他の鳥の卵を狙うのです。
雄クロウタドリが勇敢に戦うのですが、この時はどうしてこうなったのかわかりません。
でも見つかりやすいところに巣を作っちゃったからね…。

ズアオアトリの方はある日突然、ピーピーと小さな鳴き声が聞こえたので、
あ~無事生まれたな~と分かりました。
それから親鳥は餌をせっせと運んできます。
おかしかったのが、母親鳥は私がいても平気で巣の中に入って餌をあげますが、
父親鳥の方は警戒して巣の中に入りません。
鳥もメスの方がずぶといんでしょうか?(笑)それとも子育てに必死なんでしょうか?
↓の写真はズアオアトリの雄です。


ヒナ鳥がまだ飛べずに親鳥の餌を待っている頃の写真。
母親が飛び立った隙を狙って写真を撮りました。



1~2週間ぐらい餌を与えてもらった後、やっと巣から出てきました。
初めて飛び立つのであまり長い距離は飛べません。
気がついたらバラの蔓にとまって一休み(?)していました。


そして更に一歩進んで、今度は蔓紫陽花の中へ。


この後、二羽ともどこかへ飛んで行きました。
親鳥が巣を作りをはじめてからヒナ鳥が巣立つまで約2ヶ月ほど
家の裏庭にいたので少し寂しくなりました。元気にしてるかなぁ~。

27.7.10

クレマチス アラベラ

以前、裏庭の板塀沿いにクレマチスアーマンディーを植えていたのですが、
寒さに弱かったのか枯れてしまいました。
そのあとに植えるクレマチスをず~と探していたのですが、やっと見つけました。
クレマチス アラベラ(Arabella)。写真でみると大輪のように見えますが、小さい花です。


ラベルの写真と実物の感じが違うことが多いですよね。
だから実物を見てから決めたかったので見つけるまでに時間がかかりました。
ガーデンセンターでこの花を見て一目惚れ。
クレマチス アラベラとだけ書かれてあって何系かわからなかったのですが、
ラベルには7月から9月開花で、剪定は3月に強剪定とあったので、
あ、ラクチンな方だと思い買ってきました(笑)。弱剪定が苦手です。

帰ってきて調べてみるとインテグリフォリア系で育てやすいとでていていました。
よかった~。

花の後姿も綺麗~。

25.7.10

フロントガーデンの夏の花

フロントガーデンの花を紹介します。

玄関のドアを開けたら、バラの香りが…。犯人は?
シャリファ・アスマでした。一輪しか咲いてないのに。
強いだけでなく、香りの質もすごく良いです。


アニスヒソップ(アガスターシェ)がず~と前から咲いていたのですが、
アップするのを怠っていました。
品種はブルーフォーチュン(Agastache "Blue fortune")です。
葉に触るとアニスの香りがします。


アニスと言えば…、こちらにはアニスシードの入ったお砂糖があります。
冬の夜、ホットミルクにこのお砂糖を入れたものを飲むとほっとします。
日本にはこのお砂糖、あったでしょうか?

アニスヒソップはハーブティーに使えるとありましたが、まだ試したことがありません。
シソ科のようですが、シソのかわりとして使えるのかしら?
今年種まきしたシソがまったく芽を出しません。
種が古くなったからでしょうか?

左下の白はVeronicastrum virgin "Diana".
日本語では九蓋草属だけれど名前がわかりません。

マツムシソウ(Scabiosa columbaria ochroleuca)と
ムラサキバレンギク(Echinacea purpurea "Kim's Knee High")。

24.7.10

裏庭で咲くイングリッシュローズの2番花

7月初めの暑さはちょっと異常でしたが、ここのところ通常に戻り、
毎日23度ぐらいの過ごしやすい気候が続いています。
庭のバラもほっとしているようです。
バラは20度前後で一番良く香ると聞いたことがありますが、
確かに暑かったときよりも強く香っているようです。

鉢植えで20本ほどバラを育てています。
普段は日の良くあたるフロントガーデンで育て、
花が咲いたら裏庭へ取り入れています。

今年一番優秀なのがこのハローカー。
一番花は小さな花が100個以上つきました。
春は寒かったせいか、一気に咲かずに少しずつ順番に花が開き、
1ヶ月は咲いていたでしょうか。
一番花が終わったのでフロントガーデンに戻したらまたすぐに2番花を咲かせました。
香りも強いのでこの花が裏庭にあると、庭中がバラの香りに包まれます。


そしてスタンダード仕立てのウィンチェスターカテドラル。
去年迎えたばかりなので花数はあまり多くないですが、
花も綺麗だし、香りも良くてこのバラを選んでよかったと思っています。


クロッカスローズ。一番花は花が少なかったですが、二番花はたくさんつきました。
サクソニー柄のブロカントを紹介したときに後ろにあったのもクロッカスローズです。

23.7.10

ラバテラ

裏庭の花はなるべく花期が長いものを選んでいます。
ラバテラは6月~10月で休むことなく次々に花を咲かせます。
↓この写真は"Ice Cool"です。


でもこのラバテラ、オランダで冬越しが難しいです。
これまでに色んな種類のラバテラを植えましたが、どれも冬越しに失敗しています。

花のラベルだけが悲しく残っています。(苦笑)
左側がライラック色の"Lilac Lady"。右がうすいピンクの"Barnsley"。


うすピンクの方は一度地植えで冬越しできたので油断していたのですが、去年の冬が越せませんでした。
それでつくづく、ラバテラは鉢植えで冬はガレージに取り込まなければと思いました。

そして今年の春、お迎えしたのがこの"Ice Cool".
これまで鉢植えにしなかったのは、このラバテラかなり背が高くなります。約150センチ。
ですから、ボーダーの後ろに植えるのに丁度いい大きさなのです。


見かけは地植えのようになっているのですが、実は大き目のプラスチックポットに
植えたものを地面に植え込んでいます。
今年は是非冬を越して欲しいです。

20.7.10

ギボウシの花

ギボウシは日陰をぱっと明るくしてくれる綺麗な葉が目を引きます。
それに比べ花はとっても地味ですね。
イギリスのガーデニング番組でこのギボウシの沢山あるお庭が紹介されていましたが、
そのお庭のオーナーはギボウシの花が好きではないらしく、
花が咲く前にすべて切り取っていました。
こうやって見てみると捨てたものじゃないと思うのですが、人それぞれですね。


このギボウシの入っている鉢を良く見ていてくださった方がいました。
苔むした鉢は、義母から貰ったのですが、古いからきれいにして使ってねと言われました。
この年代の方にはこれがいいのだというのが分からないのかもしれません。

15.7.10

De tuinen van Appeltern ロマンティックガーデン

とってもロマンティックなお庭がありました。
パステル調のデッキ、花模様の小物、アイアンチェアーなど。
ロマンティックなお庭にはバラは欠かせませんね。
香りのないバラだったのが残念。



デッキからの眺め。

De tuinen van Appeltern モロッコガーデン

久しぶりにDe tuinen van Appelternの写真をアップします。

壁や地面の色、壷などがモロッコ風ですね。



噴水とかモザイクタイルなんかがあれば、もっとそれらしい雰囲気になったのでは?
あと、バラなんかもあればよかったのかな?

14.7.10

アナベルがいよいよ白くなりました。

確か先週アナベルが白くなってきましたと投稿したのですが、
1週間後のアナベルは更に白くなりました。早いですね~。


後ろにちょろっと見えているランタンを買いました。
土に突き刺すタイプです。冬は中にとり忘れないようにしないとガラスが割れちゃいます。
一度痛い目にあってます(笑)



この後、またグリーンになっていくのでしょうね。
暑い夏にさわやかさをくれる裏庭主役の花です。

アガパンサスの蕾

去年の春、アガパンサスの球根を鉢植えにしました。
オランダでは冬越しができないので冬はガレージに取り込みます。

去年の夏は花が咲かなかったので、今年初めて花が見れそうです。
何色の球根を買ったのか忘れてしまったのですが、どうやら白のようです。


こっちも白?青はなかったのかな~。
こういう蕾の時が一番ワクワクしますね。


こんな茎の部分が破れたようになって花芽がここからでてきちゃった?

11.7.10

アンティーク風ハンギングバスケットとブロカントなウォータージャグ

今日はいよいよサッカーワールドカップの決勝戦ですね。
どうなるでしょう。楽しみです。

ず~と前のことですが、オランダのガーデニング雑誌に素敵なハンギングバスケットが出ていました。1880年に作成されたオリジナルモデルの復元版です。
雑誌を見たときにはもうすでに注文できなくって諦めていたものでした。


ところが先日どなたかが、わざわざこれを錆びれた形にして(←普通に使っただけですが。笑)
インターネットで売り出しているのを見つけました。もちろんゲット。昨日到着しました。


どこに飾ろうかなぁ、何の花を入れようかなぁと考えているだけで楽しい~。

ついでに購入したのが、これまた錆びれたウォータージャグ。

庭のバラをお部屋に

オランダでは珍しくここ3週間ほどほとんど雨が降っていません。
咲き始めた2番花のバラたちは雨に汚れないのでいいのですが、ここのところ気温が30度。
すこし暑さでぐったりぎみです。
そこで庭で咲き始めたバラを切花にして部屋に飾ってみました。

レチャールズ・レニー・マッキントッシュ


ジュビリー・セブレーション


キャサリン・モーレーとグレース


入れ物はイギリスMason'sのアンティークなんですが、安かったんです。なんと1ユーロ(110円)。

10.7.10

藤の2番花が咲きました。

オランダでは藤を良く見かけます。
この家を買ったときから、前庭には白藤が、裏庭には紫の藤が植えてありました。
オランダ人と偽って東インド会社の船で日本へやってきたドイツ人医師シーボルト。
彼は藤などの日本の草花を沢山ヨーロッパへ持ち込みました。紫陽花もそうです。

さて、家の藤。1番花は葉が少なく沢山花が咲きます。今年の春は寒かったので1番花が1ヶ月は咲いていました。2番花は葉が多い中、花がちょろちょろとしか咲きません。

1番花(5月20日撮影)



白藤の1番花(5月23日撮影)



2番花




この花をみると、小学校にあった藤棚を思い出します。

9.7.10

Paleis Soestdijk スーストデイク宮殿

先週末にスーストデイク宮殿へ主人と義母と一緒に行ってきました。
本当は母の日のプレゼントなんですが、完全予約制で7月まで予約が取れなかったのです。

1650年頃に市長が狩猟小屋として建てられたものが、後に王家の夏を過ごす宮殿となりました。
最近では、前女王Julianaが2004年にお亡くなりになるまでここにお住すまいでした。
現在、一時的に一般公開されていますが、いつまで公開されるかについては未定です。

中は写真が取れなかったので外からの様子を。
正面からの写真。



裏側。


見学はガイド付。さすがに宮殿、アンティークが豪華でした。やはりアンティークショップのものとは違う…。
ベルサイユ宮殿などと比べられませんが、それでも壁紙、カーテン、シャンデリア、調度品などとっても素敵でした。

見学後、オランジュリー(温室)ー現在はレストランーのテラスでランチをとりました。




その後、お庭を散策。
元々このお庭はフランス様式だったそうですが、後にイギリス様式に変えられたそうです。
フランス様式は垣根を綺麗に切りそろえたりする手入れが大変で、コストもかかります。
イギリス様式はある程度自然のままにしますから、コストがかからないという理由で変えられたと主人が言うのですが、それだけの理由で?と問いただしたら、オランダ人だよ~って。本当かなぁ。

でも本当に手入れがあまり必要ないお庭のようで、お花はほとんどありませんでした。



こんなところを散策されたんでしょうね~。


庭にある子供たちの遊び場だそうです。中にはお人形が並べられていたそうとか。



もともとは風車だったそう。今は工具入れ。



前女王はスイートピーが好きだったらしく、ここだけは華やかでした。


記念にスイートピーの種を3種類買いました。通常スイートピーは一年草ですが、このうち一種類は宿根草だそうです。一番上の白が宿根草。分かりにくいですが、左のはうす~い紫色です。種まきは来年なので、種は冷蔵庫で保存中。でも来年どこに植える?やっぱり屋上?


その後、地元の街のレストランで夕食を。田舎のレストランですので日本のように豪華ではありませんが、メニューを一部紹介します。

子牛の膵臓のフライと砂糖漬け赤玉ねぎ、マデイラソース


オランダエビ、ドライトマト、アボカド、なすのグリルのサラダ、ペストソース。


牛のヒレ肉スモークサーモン添え、ベアネーズソース。


ボラのフィレ、帆立のグリルとトマトリゾット。


メロンの冷たいスープとパッションフルーツのシャーベット。


グランデザートという名前で、色んなデザートを盛り合わせにしたもの。(主人が食べたので詳しくは知りません。笑)


テラスからの眺め。