31.8.10

ハーグ観光

日本から友人が遊びに来ました。彼女はフランスが好きでよくフランスに来るのですが、
今回はオランダまで足を伸ばしてくれました。まずフランスのアルザス・ロレーヌ地方を
車で廻った後、パリ北駅から電車でオランダに入ってきました。
タリスと言うフランス、ベルギー、オランダ、ドイツを結ぶ高速列車で、
オランダのロッテルダムまで2時間です。
オランダでの彼女の希望はフェルメールの絵とフェルメールが住んだ街デルフト。
その他、行くところは特に前もって決めずに来ました。

電車が遅れてロッテルダムに到着したのが13時頃だったので、
一日目はハーグ(Den Haag)のマウリッツハウス美術館へ行きました。


フェルメールの「青いターバンの少女(真珠の耳飾の少女)」と
「デルフトの眺望」の絵がある美術館です。
来年から2年間、建物修復の為閉館するので友人はラッキーでした。
しかも「若き日のフェルメール特別展」でフェルメールの絵画が更に
2点追加展示されていました。ドイツのドレスデンから一枚、「取り持ち女」と
スコットランドから一枚、「マルタとマリアの家のキリスト」です。
フェルメールの作品が34点ほどしかないことを思うと、
ひとつの美術館で5枚見れたのは本当にラッキーでした。
しかも、特別展示は最終日でした。
友人には自分のペースで見てもらったのですが、私は
偶々美術館の方が若き日のフェルメール展の説明をし始めたので
そのガイドさんと一緒に廻りました。
説明はオランダ語だけだったのですが、英語でもやっていたらきっと
大変なことになっていたでしょう。だからやらなかったんでしょうけど…。

美術館のショップで買ったガイドブック。
日本語もあったけれど、主人も読みたいと思うのでオランダ語にしました。


ここは、総理府、国会議事堂のあるビネンホフです。
ハーグはオランダの政治の中心都市です。


教会の様に見えますが、これが国会議事堂です。13世紀の建物です。


池のある側からみるとこんな感じです。
左側がマウリッツハウス、そのすぐ向かいにある六角形(?)の部分が
総理大臣の部屋です。


まだ少し時間があったのでエッシャー美術館に向かいました。
が、その前に現れたのがアンティーク市。その日は日曜日だったのです。
確かに日曜日にアンティーク市が出ていると聞いことはあったのですが、
すっかり忘れていました。でも出ているものがすごく渋かった(笑)。


だからす~と通り過ぎるつもりだったのですが、友人も好きだったようで、
特にアクセサリーに見入っていました。「安い、安い」の連発。
私はアクセサリーのことはさっぱり分からないので、
彼女の話をふんふんと聞いていました。
でも友人は現金をあまり持っていなかったのが良かったのか、悪かったのか、
何も買いませんでした。後悔してるかな?
私は彼女がいいと言ったものの中で、私も気に入ったものを買いました。
麦穂の形をしたブローチ。きっと自分では目につかなかったと思います。
彼女が良いと言ったので、良く見ると、なるほどアンティーク独特の雰囲気が
出ていて、すっかり気に入りました。


そうこうしているうちに、エッシャー美術館が閉館してしまいました(汗)。
仕方がないのでハーグの街をぶらぶらしました。
これは王宮です。


そしてビールを飲んで帰宅しました。
友人のビール。フランボワーズのビールです。少し甘みがあります。
グラスが支えられているのですが、グラスがこの支えから取れないようになっていて、
ぎこちない格好でしか飲めません(笑)。


私はホワイトビール。このビール、ホントに美味しいです。お勧めです。


帰りの電車の中でもひっきりなしにおしゃべりして、とても楽しい一日でした。

28.8.10

ハリネズミがやって来た。

ハリネズミが裏庭にやって来ました。
オランダでは時々庭に現れるそうなんですが、うちの裏庭のドアは、
地面との隙間が少ししかないので入ってこれないものだと思っていました。

家の中からふと外を見ると何やら動くものがあったので目を凝らすと、ハリネズミ。
うちで見るのは2回目。今回は写真に収めることができました。
夜行性なので、暗いときに見れることが多いようです。
どうやらカタツムリを食べるらしいです。うちの裏庭にたくさんいるので来るのかな?
オスタの葉がいつもカタツムリにやられちゃうので、
ハリネズミにリベンジしてもらいたいですね(笑)。


あまりハリネズミのことを知らないのでこの機会に少し調べてみました。
オランダ版ウィキペディアによると、
秋になると落ち葉などで巣をつくり、冬眠するそうです。
段差の低いところなら登ることもでき、泳いだりもできるそうです。びっくり。
寿命は4~7年、最高で16年生きるそうです。
敵はアナグマ(イタチ科)ですが、街ではやはり車に引かれることが多いようです。
餌をあげる人もいるそうですが、牛乳は絶対にあげではいけません。
下痢を起こしてしまうそうです。餌はあげないほうが良さそうです。


うちにあったハリネズミグッズ。カップは主人のもの。少し可愛すぎるかな?

27.8.10

イングリッシュローズの3番花 その3

フロントガーデンでたくさんのバラが咲いていますが、
残念なことに最近雨が多く、中々写真が撮れません。
雨があがったときに写真を撮りましたが、大分傷んでしまっています。

ジェフ・ハミルトン


チャールズ・ダーウィン
マスタード色っぽくなってきました。



エグランタイン


エブリンもたくさん咲き出しました。



ジュビリー・セレブレーション
お気に入りのバラでなんと3本一緒に植えています。
あの独特の色合いがまだ出ておらず、まだまだ蕾が多いです。
一輪だけ咲いていました。


雨が降ってあまり見てくれる人もいないでしょうから
切りバラにして部屋に飾りました。

日帰り旅行 ケルン 2

St.Maria教会。1030年の建築ですが、第2次世界大戦でのダメージが大きく、
1957年まで修復された後、一般公開されました。一足遅くて中に入れませんでした。

ステンドグラス。これも50年代のものでしょうね。


ケルン市役所。14世紀の建物です。


ドイツには木製の可愛いおもちゃがたくさんあります。


イタリアンアイスで休憩ですが、すごいボリューム。イチゴソースがけのヨーグルトアイス。
でもおじいちゃん、おばあちゃんもペロリと食べていましたね。


ライン川。

ライン川沿いの広場。
週末だけあって、皆好きなことをして賑わっていました。


ケルン駅。


お土産のくるみわり人形。小さい飾り用なので実際にくるみは割れませんが口は動きます。
右は前回のお土産、左が今回のもの。
今度行ったときにはまたひとつ増えるのでしょうか?

26.8.10

日帰り旅行 ケルン 1

先週末にドイツのケルンへ日帰りで行ってきました。
車で2時間の距離ですので朝10時頃到着して、夜9時頃までたっぷり観光してきました。
主人と友達と一緒でしたが、彼らはケルンメッセの見本市へ行ったので前半は一人で観光しました。

まずは中心街のケルン大聖堂へ。前回ケルンに来たときに見学したので今回は中には入りませんでした。いつ見てもすごい迫力です。



次に向かったのが、ルードヴィッヒ美術館。

20世紀初頭から現在までの作品が展示されています。
ピカソやアメリカ・ポップアートのコレクションで有名です。
丁度ロイ・リキテンスタインの特別展示会が開かれていました。
アメリカン・ポップアートはあまり好きなジャンルではないのですが、これは楽しく見れました。


この後、主人たちと合流して遅めのランチをとりました。
ドイツっぽいレストランです。


見かけはぱっとしませんが、味は良かったです。
ドイツのビールは大きなグラスで出てくることが多いのですが、
ケルンのビールはケルシュビールと言われ、小さなグラスで出てきます。
ドイツ人はこれを何度もおかわりするそうです。
味はコクが少なくすっきりしています。


この後、Praetoriumと呼ばれるローマ皇帝の邸宅跡と貯水池跡へ行きました。
夏なのにひんやりしていました。

建物はA.D.0年頃のものだそうです。


街にはローマ時代の石畳が残っていました。


街の様子。赤いゲラニウムがドイツらしいですね。

年とともに増築された家?

19.8.10

フロントガーデンの夏の花

まだアップしていなかった花を紹介します。

白のラベンダーLavendula ang.'Alba'とゲラニウム'Rozanne'
ラベンダーは2番花です。


リシマキア Lysimachia ’Autumn Snow'
小さな苗だったのがこんなに増えました。


八重のムクゲ
ちょっと青みがかったピンクです。
乾燥に強いはずなんですが、どういう訳かうちのは紫陽花並みに水が必要です。

17.8.10

イングリッシュローズの3番花 その2

ジェフ・ハミルトン
花びら巻き巻きのバラです。もう少しで見えそうですが、これぐらいが一番好きかな。
それにしても、ぼってりと大きな花です。
茎がしっかりしているので下向きにならないのもいいですね。


メアリー・マグダリン
アプリコット色で繊細で儚げに咲きます。
ボタン・アイがまだ見えませんね。


セント・セシリア
ティープカップの花がとても優しい感じのバラです。
まだ開いていませんが、開くとミルラ系の香りがします。
でも実はミルラ系の香りがちょっと苦手。


イングリッシュではありませんが、
ソンブレイユ
裏庭のレンガの壁沿いに咲いてもらいたくて買ったバラですが、
まだ小さく、フロントガーデンで育てています。
来年は裏庭で咲いてほしいな。


レッド・レオナルド・ダ・ビンチ
クリムゾンレッドの花。丈夫で花持ちがイングリッシュとは比べ物にならないほどいいです。
香りがないのが残念。